『言葉の力が望みを引き寄せます』そう言われたら、あなたはどんな言葉をつかいますか?
先日のカウンセリングで『毎朝私は幸せになりたいと祈ってるのに、不幸の出来事が続くのです』とおっしゃる Aさん、「あれ?」どこか変ですね。特に祈りは、未来を先取りする「肯定宣言」が引き寄せの力を発揮することは以前にもお伝えしてます。そうAさんの祈りは「私は不幸です、どうか幸せにして下さい」と哀れんでるようなものです。この言い方はネガティブ発言なんです。お気づきになりましたか?
では、言い換えてみましょう。
『私をもっと幸せにして下さい』『幸せが私を待ってます』
さらに、何がどうだったら幸せなのか具体的に言葉にするといいですよ。
Aさんが目を潤して『私、もっと幸せになっていいのですね』とおっしゃいました。
当然です。幸せになるのに何を遠慮をしてるのですか!
他人を優先して自分のことを後回しにするAさん、先ずは、あなた自身が幸せに満たされて大きな波動で他人にお裾分けをして下さい。大きな波動は大きな祝福を与えることができます。言葉の力を借りてますますよくなって下さいね。
フランスの心理療法学者であったエミール・クーエ(1857〜1926年)は「私は毎日あらゆる面でますますよくなっていく」と心の中で繰り返し唱えるという自己暗示をクライアントに使うことで、効果的に心と身体を治癒に導くことに貢献したそうです。心だけではなく身体の治癒にも効果があったのも「言葉」が脳を通じて全身に作用するという証拠です。
ですから、何かを望むときや自分自身に語りかけるときも、つねに肯定的に具体的に「言葉の力」をつかうと成功への道が開け現実が変わります。
さて、2015年今年のサンタさんに、あなたは何を望みますか?
それでは、また