いう信念で部下と接してきたS部長
だが
ここ数年、辞職者が続く・・・
何故だろう?
何がいけないのだろう?
大きな気付きがありました。
それは
「相手の成長のためと思っていたコミュニケーションが
実際は放任型で相手の成長に繋がらないコミュニケーションだった」
ということでした。
「君はどう思う?」
「どうしたい?」
「もう少し考えてみて」
自ら考えることを促していたそうです。
すぐに答えを与えずに考えさせる関わり方は
決して悪いわけではありません。
しかし
相手の立場に立って考えてみると
「もう少し考えてみて」
と言われたら
相手にされていないと思って
悲しい気持ちになってしまうかもしれません。
部長に相談に来るまで
その人なりに考えた上で
来てくれているはずです。
ひょっとしたら
ヒントをもらいたかったのかもしれません。
気付きを得てから
「どう接して欲しいと思っているのだろうか?」
ということを考えて
コミュニケーションをとるようになっていったそうです。
何のために仕事をやっているのか
わからない
などの理由で仕事のやりがいを
見失ってしまうと
雰囲気も険悪にもなり
お互いの足を
引っ張りあってしまったり
責任を他者になすりつけ合ったりしては
仕事として結果が出にくい状態になってしまうこともあります。
S部長は
コミュニケーションの捉え方を思考修正して
意識有能ステージで奮闘中です。
最近はギスギス感がなくなりランチも一緒にとるようになったそうです。
あなたの部下は
「何を求めていますか?」
「何をして欲しがっていますか?」
あなたはどんなヒントを与えることができますか?
感動の扉
心体開花コーチング沖縄
プロ・コーチ いなみ みこ